「オルゴールなんて小学校卒業の時にもらって以来だな…。」
そんなことを思いながら訪れたのが
「那須オルゴールの森美術館」

到着したのは、閉店時間のちょうど一時間前。
タイミングよくオルゴール演奏を聴くことができました。

最初のオルゴールがこちら。
見慣れた形ではあるものの、とにかく大きい。
オルゴール独特の音色に心癒されます。

ほかにも、本物の楽器を使ったオルゴールの展示もあります。
見た目からは想像もできない大迫力の音量。
太鼓やピアノなど様々な楽器を同時に弾き、その迫力はオーケストラを彷彿とさせます。
これだけ大掛かりの機械にも関わらず、ゼンマイが原動力。金曜ロードショーのように横の取っ手をクルクル回すことで動きます。

こちらは私も初めて見るもので、円盤タイプのオルゴール。
星座板のように見える真ん中の円盤が、突起を弾いて音を出します。
オルゴールにも様々な工夫があって、その時代の人たちが自由に音楽を楽しむためにどれだけ心血を注いだのかが覗えます。
「今みたいに好きな時に、好きな場所で好きな曲を聴けるって本当に贅沢なことなんだなぁ~」

他にも様々なオルゴールがあり、これらが全部手作業で製造されてたとは思えないほどの精工な造り。

こちらは、オルゴールと蓄音機の両方が楽しめるタイプ。
メーカーの努力空しく、オルゴールの時代は蓄音機の登場と共に終焉を迎えました。
しかし、オルゴールでしか味わえない、あのとても澄んだ音色は今でも私たちを優しく癒してくれると感じます。
時間がある際は、ぜひ一度オルゴール演奏を聞いてみてください。
きっと体の芯まで染み渡る、心安らかなメロディーに酔いしれますよ。
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