Ninja400を購入して、3年9か月。走行距離は1万9,000Kmを超えました。
そんな愛車ですが、チェーンのメンテナンスを怠った結果、悲惨な結果に。
- チェーンが伸びすぎて、スプロケットが飛ぶ。
- 錆すぎて、騒音をたてる
自分の運転スタイルやメンテナンスを見直すことになった今回。
恥を忍んで、ありのままの体験を告白したいと思います。
目次
1.チェーンの伸びすぎ。

バイクは走っていくと、チェーンが伸びたりするのはご存知かと思います。
しかし、走り方や走行距離に応じてその程度はかなり変わってきます。
今回は走行距離約2万キロ。
チェーンの伸びで感じた不備は、
- 走行中にバイクが前後にガクンガクンと揺れる
- 瞬間的にバイクに力が伝わらなくなる
まず1.走行中のバイクの揺れについて
チェーンが緩む際、チェーン全体が緩むのではなく、ある部分はダルダルに、しかしほかの部分はそんなに伸びていないというようにムラが出来ます。
バイクから伝わる力が一定だと、チェーンが緩いところは力が伝わるのが遅れ、ピンッと張ってるところではグイッと引っ張られます。
走行中はチェーンが回り続けるので、グイッと引っ張れたと思ったら急にフッと軽くなります。
そのチェーンの伸びムラが、走行中の前後揺れに繋がっていました。
次に、2.瞬間的にバイクに力が伝わらなくなる
チェーンが掛かっている歯車みたいな形のものを「スプロケット」と呼びます。
スプロケットからチェーンが浮いたことが、バイクの力が伝わらなくなったことの正体でした。
最悪の場合、チェーンが外れて大事故に。なんてこともあり得るの本当に危険です。
エンブレ減速に注意!!
チェーンが伸びたのには経年劣化もありますが、私の場合は
「エンブレを使った減速」が原因でした。
信号が赤になって止まるときは、ブレーキを使わずエンブレ用いて「ギュイーン」って鳴らしながら減速。
普段の運転から、ブレーキの代わりにエンブレを多用していました。
急激に回転数が上がらないエンブレなら問題ないのですが、回転数が跳ね上がるようなエンブレはチェーンに必要以上の負荷がかかります。チェーンが強い力で引っ張られることで、チェーンにたるみが生まれます。
「ついつい、やってませんか?」
バイクを大切にするなら、しっかりとブレーキを使ってあげるのが優しさです。
2.チェーンの錆
これもかなり危険な状態。走るときはガラガラ騒音を立てて、乗り心地が悪い。
何よりも劣化が心配な状態です。
雨の日にガッツリ走った。あるいは、かなり走り込んだにも関わらず油を注がないとこうなります。
チェーン整備は自分でできるメンテナンスです。しかし油の処理や賃貸住宅に住んでいることを言い訳に、整備をしませんでした。
バイクショップで定期メンテナンスをしていましたが、少なすぎました。
チェーンとスプロケットの交換

「え!? まるで新車!?」
スプロケットとチェーンを交換しました。
「こんな綺麗だったんですね…。」

見比べると一目瞭然。悲惨な扱いをしてたのかがわかります・・・。
「Ninja400 ごめんよ・・・」
乗り心地は「なめらか!」
今まで、いかにギクシャクしながら走ってたのかを理解しました。
スロットルを回したときに力が伝わるのがスムーズで、レスポンスが早い。
何よりも、「チェーンが外れるんじゃないか?」とビクビクしないで済む。
安心してバイクライフを楽しめるのがやっぱり一番。
「あなたのバイクのチェーンは大丈夫ですか?」
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